New!  新刊のお知らせです。

『彼らは世界にはなればなれに立っている』が、この秋(10月30日発売予定)に、KADOKAWAより上梓されます。 

KADOKAWAの新刊紹介のサイトは→こちらです。

 

これまで書いてきた鑓水たちのクライム・サスペンスシリーズとも、「小説すばる」に掲載した短編『サイレン』とも趣の異なった作品ですが、「今、これを書かなければ」という思いで書き上げた小説です。執筆の動機については、昨年12月、連載前の朝日新聞デジタルのインタビューでお話しましたので、よろしければご覧になってみてください。こちらです。

 

”舞台は〈始まりの町〉と呼ばれる、どこにもない町。一人の男が帰郷し、少年の頃に起きた事件を回想するところから物語は始まります。山の稜線には風力発電のプロペラがまわり、窓からは足踏みミシンの音が聞こえ、揚げ菓子と石の塔と映画館のある町。そこで、いったい何が起こったのか――。四人の人物が語る四つの事件の向こうに、やがて〈町の物語〉が見えてくる。私たちの「現在」につながる痛みと希望の物語になればと思っています。”(連載開始時に書いた著者コメント)

 

New!  9月18日発売の「小説TRIPPER(トリッパー)」2020秋号(朝日新聞出版)に、短いエッセイが掲載されます。

 ″忘れられない人物”というテーマをいただいて書きました。

 『彼らは世界にはなればなれに立っている』の連載が8月10日配信の9月号で、最終回となります。

 連載中、感想を寄せてくださったみなさま、ありがとうございました。

 いよいよ最終回です。カドブンノベルのサイトは→こちらです。

■『彼らは世界にはなればなれに立っている』連載開始時のインタビューが、朝日新聞デジタルの読書サイト「好書好日」 

 に掲載されています。執筆のモチーフや私自身のこれまでについてお話しています。→こちらです。

 また、連載にあたって、文芸ジャーナリストの佐久間文子さんが「カドブン」サイトに素敵な文章を寄せてくださいまし 

 た。これまでの3作の書評を中心に、新作のことも書いてくださっています。ぜひ読んでみてください。→こちらです。


■朝日新聞朝刊〈耕論〉に掲載された司法取引についてのインタビューは、デジタル版でアーカイブがご覧になれます。→こちらです。

■TBSラジオ『久米宏 ラジオなんですけど』出演時のアーカイブは、TBSラジオのサイトで聴くことができます。『天上の葦』に関連してお話をしました。→こちらです。

『天上の葦』文庫発売。

(KADOKAWA)

日常を静かに破壊する犯罪。

気づいたのは、たった二人だけだった。

白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。死の間際、老人はあの空に何を見ていたのか。それを突き止めれば一千万円の報酬を支払う。興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した。その捜索を極秘裏に命じられる刑事・相馬。遠い過去から届いた一枚の葉書と、闇の中の孔雀……。二つの事件を繋ぐ劇的なトリックが暴かれた時、七十年の時を超えて社会を一変させる犯罪がその全貌を現す。

鑓水、相馬、修司の三人が最大の敵に挑む。

シリーズ第3弾、感動のクライムサスペンス巨編!